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「同紙は『これにより米国は、(イラクで証拠を結局捜し出せなかった場合)敵対国が大量破壊兵器を保有していなくとも、これを開発する能力と意志さえあれば軍事的行動が可能だという『事前予防』論理を前面に打ち立て、これを今後政策化する可能性が高い』と分析した。」
ー(『事前予防』論理は先制攻撃論とワンセット。)ー
ブッシュ大統領、再び「先制攻撃論」
[中央日報 5月4日]
http://japanese.joins.com/html/2003/0504/20030504202658200.html
ブッシュ米国大統領は3日(現地時間)「米国は、今後も敵の攻撃の前に敵を追いつめて倒す作戦を展開する」とし、テロ・大量破壊兵器といった米国の安保を脅かす相手に対する先制攻撃論を繰り返し明言した。
ブッシュ大統領はこの日、毎週定例のラジオ演説で「イラク戦争は終了したが、テロとの戦争は続くだろう」とし、予防的側面から先制攻撃を行う必要性を力説した。さらに「また、致命的な大量破壊兵器の拡散を防ぐ問題は、依然として深刻だ」とし、北朝鮮の核問題について間接的に言及した。 しかし核問題の解決についてブッシュ大統領は、ジョン・ハワード豪州首相との首脳会談で「対話によって解決を目指す」とし、従来の立場を再確認した。 一方、現在イラクで行われている大量破壊兵器の確認作業については「現在数百カ所で生物・化学兵器を追跡している。証拠を捜し出すのは時間の問題だ」と自信を見せた。
しかし英紙フィナンシャルタイムズは3日、匿名の米政府高官の話を引用し「米国はイラクで、ウランやプルトニウムだけでなく、大量の生化学物質を捜し出す作業が困難になりつつある」と報じている。
同紙は「これにより米国は、(イラクで証拠を結局捜し出せなかった場合)敵対国が大量破壊兵器を保有していなくとも、これを開発する能力と意志さえあれば軍事的行動が可能だという『事前予防』論理を前面に打ち立て、これを今後政策化する可能性が高い」と分析した。
ワシントン=李孝浚(イ・ヒョジュン)特派員mailto:joonlee@joongang.co.kr
2003.05.04 20:26