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【エルサレム山科武司】イスラム原理主義組織「ハマス」幹部は16日、激化するパレスチナ情勢打開のためにガザ自治区入りしたエジプト代表団と会談し、代表団が提案した停戦内容を検討する姿勢を見せた。イスラエル放送などが報じた。代表団は16日にもパレスチナ自治政府幹部と会談し、エジプトの提案内容やハマスなどへの対応を協議する。
同放送などによると、エジプト代表団はハマスの精神的指導者ヤシン師らと会談、(1)6カ月間、イスラエルと自治区全土でイスラエル、パレスチナ双方が停戦(2)イスラエル軍は暗殺作戦を中止し、漸次、自治区から撤退(3)エジプトはガザ地区で停戦状態を監視――などを柱とする停戦内容を示した。
会談後、ハマスのランティシ報道官は「イスラエルが暗殺や破壊を中止し、逮捕者を釈放すれば暫定的な停戦に同意するだろう」と語った。
エジプト代表団は16日、停戦案の内容とハマスの対応について自治政府のアッバス首相、ダハラン治安担当相と協議する予定だ。
この停戦案について同放送は16日朝、イスラエル政府高官の言葉として「パレスチナ当局が自らテロ対策に乗り出すまで暗殺作戦を続ける」と伝え、イスラエル側の消極的な姿勢を報じた。
[毎日新聞6月16日] ( 2003-06-16-18:29 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20030617k0000m030022000c.html