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【ワシントン=森安健】イラクの戦後統治を担う米国のブレマー行政官は12日、来月にも新憲法の原案をつくる「憲法起草委員会」と同氏への助言機関となる「暫定評議会」の二機関を立ち上げると表明した。同氏はバグダッドからテレビ電話で会見し、就任から1カ月を機に今後のイラク統治の方針などを説明した。
両機関はイラク人のみで構成する。「憲法起草委」は数百人がメンバーとなり大統領制、連邦制など政治体制を選ぶとともに、宗教の位置づけも決める。ブレマー氏は「社会主義を選ぶならそれも自由だ」と述べ、米国が憲法を押しつけることはないと強調した。
25―30人で構成する「暫定評議会」は同国の23省庁の「暫定相」を選出する。各省庁は原則としてブレマー氏率いる暫定行政当局(CPA)が監督するものの、暫定相にも一定の権限を与えるとみられる。
経済面では11日にイラク戦争後初めて原油の入札が成立したことを明らかにした。1000万バレルの原油を落札した欧米6社のうち米企業はシェブロンテキサコの1社にとどまった。 (11:19)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030613AT2M1300R13062003.html