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フセイン氏:
米兵殺害に報奨金? 目撃情報も
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【ニューヨーク高橋弘司】イラク暫定政権の中核メンバーになる可能性がある反フセイン派組織「イラク国民会議」(INC)のチャラビ代表が10日、ニューヨークで講演した。チャラビ氏はイラク戦争後、行方不明になっているフセイン大統領について「最近も首都バグダッド近郊で目撃された」と述べるとともに、イラク国内で駐留米兵に対する襲撃事件が頻発していることに関連し、「フセイン氏が米兵殺害に報奨金を出している」と語った。
チャラビ代表は「信頼できる情報筋」の話として、「バグダッド北東のディヤラやフセイン氏の故郷ティクリート近郊などで、この2週間に何度か目撃されている」と語った。また、「フセイン氏は米軍を追い出せると信じ、復讐を決意しているはずだ。米兵が殺害されるたびに報奨金を払っている」と指摘した。政権崩壊に際し、フセイン氏がイラク中央銀行から巨額の現金を持ち出したとも語った。
これらの証言について米国防総省は否定的な見解を示している。
[毎日新聞6月12日] ( 2003-06-12-18:56 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200306/12/20030613k0000m030031000c.html