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8日付の米紙ロサンゼルス・タイムズは、イラク情報機関の元准将が大量破壊兵器製造計画のため、1996年から2001年にかけ日本やスイスなどで部品調達活動を繰り広げ、日本にある秘密の銀行口座から自ら資金を引き出していたと証言したと報じた。
元准将は大量破壊兵器に関する情報に精通していることなどから、同紙は証言の信ぴょう性は高いとみているが、元准将の日本での具体的な活動や、引き出した資金の額は明らかにしていない。
証言が事実なら、大量破壊兵器の製造、保有に向けた旧フセイン政権による日本での活動が明らかになったのは初めて。
また元准将は、イラクが大量破壊兵器の製造計画に本格的に着手していたとしながらも、実際には「どんな違法な武器」も製造しなかったと証言している。
証言によると、元准将は大量破壊兵器の製造計画に必要な原料や部品などを違法に調達するため、偽造旅券などを使い日本やスイス、エジプトなどに入国、フセイン政権が各国に開いた秘密口座から資金を引き出した。
01年4月に入国した南アフリカやアルゼンチンなどでは、化学・生物兵器に転用可能な医療用機器などを総額5700万ドル(約67億円)以上で調達したという。(共同)
http://www.sankei.co.jp/news/030609/0609kok047.htm