現在地 HOME > 掲示板 > 戦争35 > 383.html ★阿修羅♪ |
|
【モスクワ町田幸彦】ロシア外務省のヤコベンコ報道局長は5日、イランへの核燃料輸出問題について「イランの使用済み核燃料をロシアに返還する合意文書に両国が署名した後にだけ核燃料を輸出するが、イランが国際原子力機関(IAEA)の追加議定書に署名しなくても輸出するつもりだ」と述べた。ロシアは先に主要国首脳会議(エビアン・サミット)で「当面、イランへの核燃料輸出を停止する」と明らかにしていた。
一方、イランのシャフェイ駐露大使は同日、モスクワで記者会見し、使用済み核燃料返還に関する合意文書に関連して、「ロシア側がこの文書を問題にしているのは、圧力を受けているからだ」と述べ、名指しを避けながら米国によるロシアへの圧力があったとの見方を示した。
ロシアが技術援助しているイランのブシェール原発建設に関して、米英は核兵器開発につながるとして強い懸念を示し、イランがIAEAの査察強化を受け入れる追加議定書に署名するよう求めている。
[毎日新聞6月5日] ( 2003-06-05-23:30 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030606k0000m030103000c.html