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[ニューヨーク 4日 ロイター] 4日付の米ニューヨーク・タイムズ紙によると、米中央情報局(CIA)は、イラクが生物・化学兵器を保有しているとの結論を出したイラク戦争前の重要諜報報告について再調査している。
同紙は複数の匿名の諜報筋の話として、CIAの調査官らは、イラクの兵器開発に関する諜報活動で米国防総省の特別諜報部門が演じた役割について、同省に説明を求める予定、と報じた。
米英は、イラクが大量破壊兵器の開発を行っていたとの証拠が発見できないことから、国際的な非難を浴びている。米英は、イラクが大量破壊兵器を保有していると断言し、それが戦闘開始の第一理由となった。
今回調査が行われる資料は、昨年10月に発表されたもので、米諜報機関全体がイラクの兵器開発の度合いについて記述しようと、最後に試みたもの、という。
ニューヨーク・タイムズ紙によると、同資料は、イラクが生物・化学兵器を保有し、核兵器開発の再開を目指している、と結論付けている。
CIAの再調査を良く知るある当局筋が同紙に語ったところによると、1998年に米兵器査察官らがイラクを去った後、イラクの兵器開発に関する情報の質は大幅に悪化した。また、憶測でイラクが兵器開発を続行した、と決め付けられた可能性がある、という。