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【ブリュッセル福原直樹】北大西洋条約機構(NATO)は3日、マドリードで加盟国外相会議を開き、今夏、イラクに展開する予定のポーランド軍に全面的な援助を行うことを決めた。また一部の加盟国からは、4日に開かれる中東和平の3者会談が成功した場合、パレスチナで「平和維持部隊」として展開すべきだとの意見が出るなど、北米、欧州以外の地域にもNATOが展開する方針を打ち出した。
会議では、ポーランド軍への情報や物資、輸送手段の提供を通じ、現地の多国籍軍に貢献することを決定。イラク戦争で生じた米英と仏独の対立を解消し、NATOがイラク復興に関与する姿勢を示した。またオランダなどから、米とイスラエル、パレスチナ自治政府首脳の会談が成功した場合「必要ならばパレスチナでも展開すべきだ」との意見も出た。
会見でロバートソン事務総長は「脅威があるところなら(世界中)どこにでも行く」と発言。北米、欧州だけでなく、利害関係の生じた各地域でNATOが展開する方針を確認した。NATOは4月、アフガニスタン国際治安支援部隊への参入を決め、北米、欧州以外の地域での初めての展開が決まっている。
[毎日新聞6月4日] ( 2003-06-04-09:52 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030604k0000e030010000c.html