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イラン外務省のアセフィ報道官は2日の記者会見で、米がイランの核兵器開発の可能性を繰り返し警告していることについて、「そんなに心配なら、招待するから、米企業が核施設を建設すればいい」と述べた。米政府が対イラン経済制裁を続け、米企業が進出できない現状を皮肉った。
イランは、ロシアの技術支援でペルシャ湾岸のブシェールに初の原子力発電所を建設中。さらに、国内でウランを採掘し、自前で発電用核燃料を製造する計画も明らかにしている。イランは核不拡散条約(NPT)に加盟しており、「国際原子力機関(IAEA)の査察を受けており、平和目的だ」と主張している。
これに対し、ブッシュ米大統領は1日の米ロ首脳会談でもイランの核開発問題をとりあげ、プーチン・ロシア大統領も「懸念を共有する」と確認した。
アセフィ報道官は「ロシアが心配なら話し合う用意がある」と述べる一方、米の懸念については「イランたたきの口実だ」と一蹴(いっしゅう)した。IAEAが求めている、抜き打ち査察などを認める追加議定書の調印については、「経済制裁の解除が先だ」と強調した。
米は96年から「イラン・リビア制裁強化法」で、イランのエネルギー開発に一定額以上の投資をした企業に制裁を加えている。 (06/03 16:16)
http://www.asahi.com/international/update/0603/011.html