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先月30日から今月1日まで朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を訪問した米国のカート・ウェルドン下院議員(共和党/ペンシルベニア州)は2日、駐韓米大使館で行った記者会見で、「北朝鮮の白南淳(ペク・ナムスン)外相、金桂寛(キム・ゲグァン)外務相次官が5月31日の面談で、核を保有していると認め、8800個の使用済み核燃料棒の再処理もほとんど完了したと述べた」と明らかにした。
これと関連し、ウェルドン議員の訪朝に同行して白外相の言葉を通訳した、米国務部所属の金ドンヒョン氏は、「白外相が『われわれは核兵器を保有しており、使用済み核燃料棒の再処理を基本的に終えた。今後、さらに多くの核兵器を保有することになる』と述べた」とした。
北朝鮮がこのような立場を表明したのは、4月23日から25日まで中国の北京で開かれた米朝中の3カ国協議当時、北朝鮮代表の李根(リ・グン)外務部副局長が米国代表のジェームス・ケリー米国務部・東アジア太平洋担当次官補に、「核保有と再処理完了」を言及して以来、初めてのことである。
白外相の発言に対し、政府当局者は「北朝鮮の正確な意図は分からないが、再処理の完了が事実かどうかまだ立証されない状態で、北朝鮮が自力で核兵器を製造できるという恐喝性の、言論的な発言と見なすべき」と述べた。
またウェルドン議員は、北朝鮮が核兵器を保有しようとする背景と関連し、「北朝鮮は、米国がイラクのサダム・フセイン政権に対し、どのような行動を取ったかを経験した結果だと説明した。われわれ議員一行が、平安(ピョンアン)北道・寧辺(ヨンビョン)にある核施設の視察を要請したが、拒否された。だが、次回は許可すると約束した」と伝えた。
ウェルドン議員と一緒に訪朝したエリアット・エンゲル議員(民主党/ニューヨーク)は、「北朝鮮はわがままな子供のような態度で米国と交渉している」とし、「米国が北朝鮮と対話をすることになっても、強硬な立場で対話を進めなければならないと思った」と述べた。
権景福(クォン・キョンボク)記者
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/06/02/20030602000054.html