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川口順子外相は2日、来日したウルフォウィッツ米国防副長官と国会内で会談し、北朝鮮の核兵器開発問題について「平和的解決が必要である」との認識で一致した。席上、外相は「北朝鮮が事態を悪化させれば一層厳しい対応が必要になる」と言明。副長官は「米中日韓4カ国が共通の立場をとることが極めて重要だ」と述べ、米朝中の3カ国協議に日本と韓国を加えて北朝鮮に核開発計画の放棄を迫る姿勢を強調した。
米国が沖縄駐留海兵隊の大幅削減を検討しているとの米紙報道について、外相が真偽をただしたのに対し、副長官は「知らない」と報道内容を否定する一方、「米軍の見直しはシステマチックに行っている」と将来的な検討に含みを残した。
[毎日新聞6月2日] ( 2003-06-02-21:19 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20030603k0000m010082000c.html