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イラクで多数のシーア派教徒を殺害した疑いで、イラク南部ウムカスルの捕虜収容所に収容していたモハメド・ジャワド・オネイフォス容疑者を米中央軍が誤って釈放していたことが分かった。
同軍によると、同容疑者はフセイン政権下の91年、イラク南部でシーア派の一斉蜂起が弾圧され、数千人が殺害された事件に関与したとされている。イラク戦争中の4月26日、イラク中部で拘束されたが、5月18日、収容所内での罪状の調査中に、担当官が誤って釈放を決めたという。米中央軍は同氏に2万5000ドルの懸賞金を懸け、行方を追っている。 (06/01 07:30)
http://www2.asahi.com/special/iraqattack/TKY200306010068.html