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【サンクトペテルブルク=飯塚恵子】米英両国がイラク戦争を開始する際の最大の理由としたイラク国内における大量破壊兵器の存在がいまだに確認されないことに関連し、31日付の英紙ガーディアンは、開戦前の2月初めにパウエル米国務長官とストロー英外相がニューヨークで会談し、両国情報機関の収集した機密情報の精度に深刻な疑念を表明していたと報じた。
同紙によると、会談で、ストロー外相は、機密情報の多くは明確な事実や複数の情報源の話に基づかない推測や評価に基づいており、米英両首脳が主張している大量破壊兵器の存在は証明できない、と述べた。
これに対し、パウエル長官も懸念を表明し、特にウォルフォウィッツ国防副長官の関係者からの情報に疑念を呈したという。同紙は、会談内容を記録した文書が存在するとしている。
(2003/6/1/01:03 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030531id25.htm