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確証なしに「イラクに大量破壊兵器」 スペイン首相
スペインの有力紙、エルパイスは23日、イラク・フセイン政権の大量破壊兵器問題をめぐるアスナール首相の「所持は確実」という発言は、自国の情報機関から確証を得ないままのものだった、と報じた。
記事によると、スペインの国家情報局(CNI)は、イラク危機が浮上した当初から、同国が核兵器開発能力を備えている可能性を退け、テロ組織、アルカイダとフセイン政権との関係も否定していた。
さらに2月5日に、パウエル米国務長官が国連安保理で、イラクの大量破壊兵器疑惑について説明した後も、「イラクは大量破壊兵器、とくに化学・生物兵器とミサイルについて開発の意思を持っている」とはしつつも、自由に使える状態で所持していることについては確証がない、とする報告をしていたという。
しかし、首相は開戦前の2月からテレビなどで国民に対し、「私が言うことは真実だ。フセイン政権は大量破壊兵器を所持している」と繰り返し述べ、米国などによる武力介入支持の姿勢を説明していた。
(06/23 22:36)
http://www.asahi.com/international/update/0623/014.html