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【香港=関泰晴】沖縄・尖閣諸島(中国名・釣魚島)の日本領有に反対する香港の市民団体「保釣行動委員会」によると、香港と中国の活動家15人が乗り込んだ抗議船が22日、同諸島に向けて出港し、23日午前10時(香港時間で同日午前9時)ごろ、同諸島・北小島から18カイリ離れた公海上に到着した。
活動家たちは島への上陸を狙っている。
船から同委員会に入った連絡によると、同時現在、活動家の船の近くには、日本の海上保安庁の巡視艇と見られる船が2隻陣取り、にらみ合いとなっているという。現場の海域は波が荒く、島への上陸は難しい状況と見られている。
また、船上の活動家たちは同日、同委員会を通じ、全世界の華人向けに、行動への支持を呼びかけるメッセージを発表した。
船は22日早朝に中国浙江省温州付近の港を出発したとされ、乗船した15人のうち13人は中国の活動家という。同委員会は、香港の野党系議員や民族主義活動家らが参加、日本政府が尖閣諸島の民有地を借り上げたことに反発して、上陸費用を集めるため、香港で今年1月から募金活動を行っていた。
一方、同委員会メンバーら10人は23日午前、香港の日本総領事館周辺などで、「釣魚島の中国領有」を訴えてデモ行進を行った。
尖閣諸島を巡っては、香港と台湾の団体が1996、97、98年に数回にわたって抗議船を出航させ、96年には香港の船に乗っていた活動家4人が海に飛び込み、1人が死亡している。
(2003/6/23/11:40 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030623it04.htm