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クライン孝子の日記
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■2003/08/07 (木) 日本のメデイアのていたらく! 読者が周知です。
日本駐在の親しいジャーナリストから電話あり。
日本特派員協会で一度、日本メデイアのモラル低下について
議論した仲間の一人。
山崎自民党幹事長が叉「週刊文春」の餌食になってると知らされた。
「あれはヒドイね、誰がウラで糸をひいてるのかな。
ライバル?」
「分からないけど、きっとその辺かもね。
小泉総理を叩けないから、山崎氏がそのスケープゴートに
されてるのかもしれない」と私。
ホント、日本のメデイア、ましてや天下の文春、
品位、落ちましたねえ。
節操ゼロだもの。
売れりゃいいってものでもないのに。
さて、こちらもメデイア批判です。
< 帰宅して、「中国の旅」を読み返しました。
百人切りについての記載は、たしかにございました。
私の持っている版は昭和62年度版の11刊なので、実名がそのまま
記載されていました。
そのなかで、本多氏が取材をした相手が「こんな話しがありますが」
と、その百人切りの話を始め、
最後に「彼らは(百人切りの)目標を達成したでしょう」と結んでいます。
そして、当時の「百人切り」を喧伝する新聞記事が、添えられておりま
した。
つまり、百人切りの記載については、伝聞と当時の新聞記事のみをもって
「史実」としたようです。
その新聞記事を書いた人物が、昭和62年も生きていたならば、本多氏は
その記者にも事実を確認して当然であったし、すべきであったと思い
ました。
それがなされていないのは、中国政府への朝日新聞社のへつらいの姿勢
でしょうか?
それ以外の中国の旅に記載されている「日本軍の蛮行」については
、中国人、日本人とも生き残っている人たちの言葉をもって、
そして残されている写真や文書にて確認していくほかは無いのだろう
と思います。
しかし、「残された写真や文書」に政治的意図が全く隠されていない
のか?については、いささか心もとない思いを抱くようになりました。
ともあれ、百人切りについての、私の持っていた「不確かな伝聞のみ
に基づいた誤解」を払拭してくださったことに感謝いたします。
そして、中国と日本の平和の礎として生命を絶たれた野田少尉、向井少
尉のご冥福をお祈りいたします >
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21世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦中にあって
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴30余
年のジャーナリストが刻々と現地よりレポートします。
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メルマガ発行者: クライン孝子 (フランクフルト在住 ジャーナリスト)
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