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クライン孝子の日記
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■2003/07/23 (水) 辻元事件はもっとドロドロしていると思うな
「朝日新聞も抵抗勢力になったのかな」小泉総理は、内閣支持率の低
下を伝えた朝日新聞の世論調査に,こう毒づいた,
だなんて毎日新聞が書いている。
確かに朝日の２２日の朝刊トップ記事だけど
イラクへ自衛隊『反対』５５％
内閣支持率低下３２％
だものね。
これじゃ意図的に小泉総理を陥れようとしているとしか思えない。
問題はイラクへの自衛隊派遣妨害ですな。
で 一体喝采するのはどこの国なのかしらね。
今回の辻元事件では社民党たたきのバックに政府の息の掛かった黒幕の
ようなのがいて、その人物が糸を引いているって言ってるらしいけど、
これはちょっと勘ぐりすぎではないかしらね。
いろいろ辻元氏に関しては北朝鮮との噂が絶えないもの。
以下もそう。
http://www.kiyomi.gr.jp/hokoku/17.html
秘書疑惑で済んでいるのならまだいい。徹底的に調べられたら北との関係
では大変なことになる。それは社民党ご自身が既にご存知と思います。
さて、英国からのメールです。
＜ こんにちは
僕は１９歳のイギリスで勉強している学生です。
僕は日本では学校にあまり行かなかったので日本の歴史などはテレビ、
新聞と自分で読んだ歴史の本と祖母に聞いたくらいなのであまり詳しく
はわかりません。
それもイギリスで出版された物なので日本の学生のならう歴史は全く
習っていませんでした。
しかし、前回の休みに日本に帰国した際、日本の歴史の教科書を
（今日本の大多数の高校生が習っている物）と創る会（歴史の認識を
見直そうとしている会の）の教科書を手に入れ読んでみました。
僕は一つの奇妙な感想を持ちました。それは歴史とは一体誰のための、
何のためのものなのだろう？と存在意義から考えなければならない事に
なりました。
僕はイギリスでも歴史を習っていますが（イギリス史と世界史です）
ニュアンスに違いはあるものの他の国の歴史と違うことを書いてある
物ではありません。
日本のその二つの本は内容が全く違っていました．つまりもう日本に
は歴史が二つあるということです。
僕はそれを友達に聞いてみましたが創る会の教科書は少し過激だと意味のわ
からないことを言われました。
僕にとってはその友達が習っている教科書の方が読んでいて気持ち悪い
と思いました．まるで長年争ってきた国の過激派が出版しているスローガン
と全くレベルは変わらないと思います．
何故なら、日本人の、僕の祖父、祖母が持っている
物が否定されているだけでなく、これは理解をされていないと思いました．
僕は３年間しか日本では勉強しませんでしたが、武士道とは死ぬ事と見つ
けたり、などと日本人の根底にあるものを理解しようと努力してきました、
しかし、僕は最近日本人が日本人を理解してないような気がします。
かえって、僕の方が理解できているような気がします。
どうしても、理解できないのは何故日本史を子供の時から教えないのかと
何故歴史を暗記させるのかが分かりません．理解できません．まるで歴史は
政府の為にあるような、歴史は自分の為にあります。あなたが歩んできた
道です。あなたはその延長に立っている。
どうしても、それを分かって欲しい．日本の歴史は素晴らしいと思う．
決して血を血で洗い歴史とは戦争の歴史である西洋の歴史と同一ではなく、
独自の歴史をたどってきたと理解して欲しい．大きい声でそれを言うと変な
人になる日本人が変だって理解して欲しい．
習う前に習い方も教えてあげてほしいです。
一体、どうしたら僕は手伝いができるでしょか?一体、何をすればいいのだ
ろう？
それをこの三ヶ月間考えましたが、とても、道が見つからないです。
是非、孝子先生にご教授を願いたいです．
文章がまとまらず、日本語も下手ですがご容赦ください。
では、お体に気をつけて >
今一つドイツから
＜こんにちは、いつも日記を読ませていただいています、宮本と申します。
ぼくは現在、ザールブリュッケンに住んでいます。この半年間、大学の語学
コースに通いDSH（UNI の入試の語学試験）
の準備をして来ました。
先日、無事合格！ 冬ゼメスターより晴れて学生です。
ここザールで経済の勉強をして将来は、日本かヨーロッパで自分の会社
を興すのが僕の夢です。
僕はクラインさんの日記はもちろん好きですが、特にサピオの
「World Watch aus Frankfurt」 が面白い！
決して分量は多くないんですが、内容が充実していていつもうなら
されます。
今日はこれから両親に送ってもらった「日本人はなぜ成熟できないのか」
を読ませていただきます！
暑い日が続いてますのでお体に気をつけてください。
もし今度クラインさんの講演会などがフランクフルトで
開かれる機会がありましたら、是非いってみたいです！ ＞
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２１世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦中にあって
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴３０余
年のジャーナリストが刻々と現地よりレポートします。
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・クライン孝子名抜きのメルマガの転載は固くお断りいたします。
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「クライン孝子のホームページ」 http://www.takakoklein.de
メールはこちらへ E-mail： mail@takakoklein.de
メルマガ発行者： クライン孝子 (フランクフルト在住 ジャーナリスト）
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題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。