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クライン孝子の日記
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■2003/07/13 (日) 12歳の生徒を担当している先生は?
わが目について皆さんご心配していただき恐縮です。
有難う.お返事さしあげられませんが、あしからず!
さて、以下は十二歳の子どもを担当しておられる先生からのメールです。
< テレビのニュースで4歳の子どもを駐車場から投げて殺したのは、
12歳かも知れないという報道が繰り返し流されている。
神戸の時の様なショックを感じなくなっている自分が、いやだなあと感じた。
神戸の時は、14歳という年齢にかなりショックを受けた。また、殺し方にも
ショックを受けたように思う。
今回は、やっぱり・・・とか、そうかも知れないなあ・・・とぼんやりとした思いで
この事件を見ている自分がいる。
沖縄で起こった中学生達のの殺人事件・・・。
最近の子どもを見ているとどんなことが起こっても不思議じゃないと、感じている。
きっと この少年も何か問題を持っているに違いない。しかし、誰もその問題に
気づいてやれなかったに違いないと思う。
日本の子ども達が変わって来ているとはっきりと言い切れる。
我が家に来ている留学生(オランダ・16歳)を見ていると 睡眠時間や朝食を
取ることをとても大切にしている。
大切にしている・・ではなく、取ることが自然なのだ。
今の日本の子ども達が、大切にしなくなっているものに、睡眠時間を十分取るこ
とや夕ご飯を家族と共に食べること、遊ぶこと、朝食をきちんと取ること等があ
るような気がする。
そして、ゲーム付けになっている子ども達の姿。
街の中で子どもが遊ぶ姿が消えたこと・・・・
問題は、こういった基本的な生活が、すっかり変わってきたことにあるのでは
ないかと感じる。
また、こういった事件が起こったら、テレビで訳知り顔の評論家が、評論を繰
り返すのではないか・・・。
そして、加熱したような時間が過ぎ、何も語られなくなる・・。
我がクラスの親たちは、子どもに興味をなくしつつある人が結構いる。
夜、子ども達が家を抜け出ていても知らず・・・ゲームをしていて深夜遅く寝て
も知らす・・・万引きをしても知らす・・・。
親を呼び出して話そうとしても、「仕事が忙しいと言って来ず」・・・・
自分勝手な親たち。
教師は、日夜 孤軍奮闘。職員室では、12歳、ほかにも これからこんな子
達が出てきそうだね・・、なにもびっくりしないよね・・とみんなで話してしまう。>
■2003/07/13 (日) 日本の大学教授の偏向教育にビックリ!
昨日の卒論で、以下のメールが届きました。
これを読んでいて日本の大学の歪みにビックリ!
何とかしなくては!
若い女性の方から。
< 卒論に悩む女性の日記、読ませていただきました。
私は今春大学を卒業し、社会人になりました。私も彼女と
は違うことではありますが、卒論で悩んだ一人です。彼女の
文章を読んで自分の卒論の時のことを思い出していました。
私の卒論のテーマは「日本国憲法とドイツ基本法」
(お恥ずかしながらクラインさんの著書に出会ってこの
テーマに決めたんです)でした。ドイツと照らし合わせての
日本国憲法の改憲について述べた論文を目指して書いていました。
その論文の中で国を愛する心が自分にあったから「愛国心」という
言葉を使わないまでも「国を愛する心」という言葉を文中に入れ
ました。ほかにもそういうニュアンスの文章を書きました。
それをゼミの先生に見せたところ、「これは言いすぎだ!」
と言って削除を求められた経験があります。
結局書き直し、提出しました。
その後その卒論を大学の懸賞論文に応募しましたが、先生方の
裏情報によると、護憲派の教授にあまり評価されずに落選した
ようです。まぁそれは仕方ないかなと思います。文章力もたいした
ことなかったんで(汗)
でもなんで日本が好きで、この国のために何か変えたいと思う心
を評価してくれない、むしろ言いすぎだ!と斬って捨てられてし
まうんだろうと思うとおかしい話だと納得いかなかった。
そんな卒論の思い出です。
私の考えは過激すぎるのかなぁと思ったことがあります。
でも左翼の考えに賛同できない。今回の卒論に悩んでいる女性には
何も恐れず自分の意見を書いてもらいたいなと思います。私は書き換え
を指示されても、言い方を変えて変えて、自分の意見を通す論文を書い
た・・・つもりでいます。卒論は大学の勉強の集大成になると思うから
彼女にはがんばって!!応援してるからねっ!!ってエールを送りたい
です。
自分の気持ちを言葉で表現するのって難しいですね。だからこの
メールの文章も結構おかしいところばかりになってしまってすみません。
もし最後まで読んでくださったのなら、ありがとうございます!
これからも日記楽しみにいたしております。
がんばってくださいね!
クライン孝子さん!いつも応援してます。
それではさようなら。>
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21世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦中にあって
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴30余
年のジャーナリストが刻々と現地よりレポートします。
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