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クライン孝子の日記
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■2003/07/10 (木) 長崎の少年犯罪、未然に防ぐことができたのでは?
12歳の少年が4歳の男児を誘拐し、屋上から突き落として殺害し、
日本では騒然としている。
神戸の事件は14歳の少年だった。
残虐な事件が低年層に広がっているって、大人はビックリしてる。
でもここ数年の日本の犯罪を見ていると、大人の犯罪も結構残虐な上、
迷宮入りが多い。
しかもテレビや雑誌でその様子を煽ってはこれでもかこれでもかとその
残忍な描写さで報道している。それらを少年少女たちは見ているのだ。
つい、大人のすることに子どもが興味を持って手を下すことだってある。
先ず、大人がそのことに気ずくべきではないのかしらねえ。
政治家や識者にも、要領のいい人がいて、結構、平気で自分の主張をくる
くる変え、子どもの教育にまで善人ぶって口を出し、ご意見番として登場
してくる。
少年少女はそのいい加減サを見て育っているのです。
まずは大人が姿勢をたださなくては・・・
昨日、山陽放送のインタビューを受けて、私、そう答えました。
先日、日本滞在で島根の松江での講演の際、ある小学校を訪問して、
感じたことは、ホント、皆純真!
はにかみながら、私の質問に答えてくれた彼らが印象に残っています。
さて、長崎の事件で、この事件を知るある女性からのメールをご紹介
します。
このメールで、メデイアが報道しないウサン草さを、皆さんも感じら
れるのではないかしら?
< 私は、今、泣きたい気分です。
先月、居住地を「九州の地方都市」と書きましたが、
実は長崎で、例の幼児殺害現場はごくごく近所、
犯人の中学校は私の出身校でもあったのです。
犯人が判明するまで、せめてどうぞ、知り合いではないように、と
祈るような気持ちでした。
ただ「***、」商業施設
(犯人の少年は、この建物のマンションに住んでいた)で、
子供に対するいたずらが発生しているということは、
昨年の6月には小さな子供を持つ友人から聞いておりました。
しかし、それが、公に報道される事はありませんでした。
今年4月の類似事件の事も知りませんでした。
報道する、ということで抑止になることもあると思いますが、
なぜ、できなかったのか。
商業施設(ダイエーですが)に対する警察側の配慮(イメージダ
ウンを与える)があったと考えるのは、
うがった見方でしょうか?
ほかにも、いろいろ疑問はわいていますが、
とりあえず、孝子さんに聞いていただくて、メールしました。>
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21世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦中にあって
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴30余
年のジャーナリストが刻々と現地よりレポートします。
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