現在地 HOME > 掲示板 > 中央線2 > 256.html ★阿修羅♪ |
|
小惑星命名、「総背番号制」に? 発見急増で見直し論議
「漱石」「たこやき」「小松左京」など、日本にちなむものも多い小惑星の名前が今後、番号だけになるかもしれない。13日からオーストラリアである国際天文学連合(IAU)の総会で議論される。発見数が急増しているためだが、日本のアマチュア天文家の間には「楽しみが奪われる」という声も出ている。
小惑星の名前は発見者に提案権があり、IAUの小天体命名委員会が審査する。現在までに約6万5000個が確認され、半分弱に名前がついている。日本人のアマチュア天文家の発見は1割弱の約5000個にのぼる。
ただ、最近は地球に接近する小惑星の自動監視システムなどの整備で発見数が急増。親族や友人の名を乱発する発見者もいて、ルールの見直し論議が起きていた。
今回の総会では、(1)暗い小惑星は番号のみにする(2)名前をつけられる個数を発見数に応じて制限する、などの案が検討される見込みという。
国立天文台天文情報公開センターの渡部潤一・助教授は「名前の提案権は、天文学に貢献した人へのごほうびでもある。総会では運用を工夫することで、現状通り認められるよう主張したい」と話している。
(07/07 17:10)