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拙著「縄文日本文明一万五千年史序論」(成甲書房)、出版。七月二日以降全国書店発売。
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
投稿 平成15年06月27日00時37分
更新 平成15年06月27日09時58分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)六月二十六日(木)
(第六百二十回)
○当「時事寸評」第六百一回(15・6・7)で予告した、
拙著「縄文日本文明一万五千年史序論」(成甲書房)が、出版の
運びと成り、七月二日以降、全国書店店頭へ。
○筆者は、本書あとがき、三百三十八頁以下で、現代日本史学の
五つの流れを列挙し、いずれについても売国奴的、として否定した。
○その外側に、在野の日本史学派として、幾つかを挙げた。
○これらの在野史学には、それぞれ、一部、採るべきところはあるが、
それらを、そっくりそのまま、受け入れることは出来ない。
○今、筆者が展開しつつある日本史、日本史学は、一民族、一国家、
一文明、一言語、から成る日本こそ、地球原住民純粋生え抜きの、
唯一つ、今日まで生き残った、正統文明である、と言う立場に立つ。
○中国もまた、日本と共に、地球原住民の正統文明を生み出した。
○そして、かっては、その主力であった。
○けれども、中国は、四千年来、からの、悪魔主義勢力によって侵略
され、その文明はズタズタにされてしまって居る。
○それでは、その西から攻めて来る悪魔主義勢力とは何者か。
○胡蘭成先生は、
その西洋悪魔主義の根源は、奴隷制度である、とされる。
○中国にも奴隷は存在した。しかし奴隷制度は作らなかった、と言う。
○たしかに、ここには、本質的な問題が提起はされて居る。
○しかしそれですべて解決、とはならない。
○人間が人間を奴隷とする。
○そしてそれを制度とすると言う。
○何故そのような制度が生まれたのか。
○人間が野生動物を家畜として飼育する、その家畜制度の論理が究極
まで煮詰められる。その結果、奴隷が制度化されたのである。
○人間が動物を家畜化すること、そしてそれを制度化することによって、
人類は、全動物世界、ひいては、全自然界との永久戦争に突入する。
○胡蘭成先生は、「自然学」の中で、自然界の五つの法則を立てられた。
○この五つの法則は、「日本及び日本人に寄せる」、の中でも説明され
て居る。
○本物の文明は、自然界の法則にもとづき、その法則に符合して居な
ければならない。
○だが、胡先生は言及されて居ないけれども、野生動物を家畜とする
ことは、明らかに、自然界の法則に違反して居る。
○家畜制度の固定化によって、人類は、無明(むみょう)地獄に転落
したのである。
○日本民族は、天武天皇の御世に、殺生肉食禁断令が発せられたこと
によって、辛くも、人類文明の本流として、踏みとどまったのである。
○だが、更に重大な問題が発見された。実は、地球原人、地球原住民は、
地球に侵略して来た異星人によって、奴隷化、家畜人化されて居るの
ではないか、と言う問題である。
○この件については、
(1)デーヴィッド・アイク著「大いなる秘密」(上下二巻)、三交社。
(2)太田龍著「聖書の神は宇宙人である」、第一企画出版、絶版。
以上、二点、参照のこと。
(了)