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宇宙の「ベビーブーム時代」、解明に成功
宇宙誕生の10億年後から50億年の間に大量の銀河
【ワシントン19日共同】約137億年前に宇宙が誕生してから数十億年の間に多数の銀河や星ができた様子を、米宇宙望遠鏡科学研究所などの研究チームがハッブル宇宙望遠鏡とエックス線宇宙望遠鏡チャンドラを使った観測で解明し、19日に発表した。
研究チームは「宇宙の歴史の初期にあったと考えられていた“ベビーブーム時代”の様子が初めて詳細に分かった。宇宙の進化を探る上で貴重なデータだ」としている。
研究チームは宇宙の広い範囲で数万個の銀河を観測。宇宙誕生の10億年後から現在までに、銀河や星の数と大きさがどう変化したかを調べた。
その結果、宇宙誕生の10億年後から50億年の間に銀河の規模が急激に大きくなったことや、宇宙誕生後10億年から15億年間、一定期間に生まれる星の数が一貫して増えていたことが分かった。
この星のベビーブーム時代は、宇宙誕生の約67億年後まで続き、その後は10分の1に低下。多くの銀河はベビーブーム時代にできたことが明らかになった。
ZAKZAK 2003/06/20