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クライン孝子の日記
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■2003/06/14 (土) ドイツ在住日本女性は五十歳頃から老後を考える
中東紛争、ブッシュの仲介も水の泡?
イラク戦争、米英両国、あっとうまに戦争に勝ったけど統治にはてこず
っている。
もしかするとこれこそ、イラク=フセインの戦略だったのでは?
米国の軍事力には到底太刀打ちできないと知り、一端は負けておいて
(負けたふりをして)、米英に油断させておいてテロのような手段で執拗
に抵抗して見せる。
最近もイラク人と話したけど、彼らの世界感って、五百年単位。
オスマントルコの没落からまだ百年経っていない。あとの四百年で欧米社会
に勝って見せる。アラーが我らを見捨てないからって。
真顔でまくしたてるのだもの。おったまげた。
さて、今日は友人のマンションへ行って参りました。
彼女、ご主人と片田舎に住んでいて、毎日夫妻でフランクフルトへ通勤し
ていた。
往復1時間半かかるので、老後の事を考え、フランクフルト市内にもう一つ
マンションをローンで買ったのです。
こじんまりしたマンションで、便利なこと!
これなら、老後、快適に過ごせる。すぐ近くにはいろんな店が建ち並んで
いるし、
娯楽の環境も最適だし、マイン川の近くなので散策もできるし。
その彼女、友人数人と「ラインマイン友の会」というのを作って、これまた
日本人同士老後に備えてお互いに助け合うのだという。現在会員50人。
50歳近くになって、はっと老後について気ずいて早速行動に移したたの
だという。
もう一つの例は、日本人美容師さん。
姉18、妹15歳でドイツへやってきて美容師のマイスターを十年で取得。
姉妹二人でフランクフルト有数のビューテイサロンを開いた。
20〜30人を使って大繁盛。昨年姉50歳になって、店の権利を売却、
姉は歩合制でそのまま勤務、妹はミュンヘンに移り、2〜3人の見習い生
を使ってこじんまりとした店を開業した。
二人とも、今ほっとしているという。
あと20年くらい、好き気ままに働いて、その後は奉仕活動に携わり乍ら
余生を送る。
私が老後について考えたのは60歳の時。
息子が独立したら、あとは欲張らないで生きよう。
もし許されるならアフリカ辺りで何かできないものか。
結局、我が家には夫がいる。この人をおいてけぼりにして勝手な事はで
きない。
ではどうするか。日本人なのだから日本のお役に立てたらなあ。
特に次代を背負う若者達のために何かできないものか、そう思って有志と準備
しつつあります。ハイ。
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21世紀を迎えた今世界は混沌としています。日本もその渦中にあって
政治経済ともに、国際的視点に立脚し欧州からの情報収集が不可欠に
なってきています。欧州の国際情勢を日記風にまとめドイツ滞在歴30余
年のジャーナリストが刻々と現地よりレポートします。
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