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今年は数十年に1回の火星大接近の年。しかも約6万年ぶりの「超大接近」になる千載一遇の機会とあって、今月、欧米の探査機3機が相次いで「火星詣で」に旅立つ。欧州宇宙機関(ESA)は2日(日本時間3日未明)、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げ、続いて米航空宇宙局(NASA)も8、25日に探査車を送り出す。
火星は687日かけて太陽の周りを回り、その内側を回る地球は、780日ごとに火星を追い越す。火星軌道は楕円(だえん)なので、二つの惑星がそれぞれの軌道のどこで近づくかによって、同じ接近でも両者の距離は最大で倍近く違う。
今年は約5576万キロまで近づく「人類史的」チャンス。望遠鏡での観測はもちろん、探査機を送り込むにも絶好機だ。
ESAの火星探査機「マーズ・エクスプレス」は12月に火星に到達。約2年かけて軌道上から観測するほか、探査装置を着陸させて水や生命の痕跡を探る。
NASAの探査機2機は来年1月、火星の別々の地点にパラシュートで下り、探査車2台が3カ月にわたって岩石を詳しく分析する。 (06/02 13:12)
http://www.asahi.com/science/update/0602/001.html