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滋賀県豊郷(とよさと)町立豊郷小の校舎保存を巡るリコール投票で失職し、今春の出直し選挙で返り咲いた大野和三郎町長(47)に対し、同県警は10日までに建造物損壊容疑で任意の事情聴取を行った。昨年12月に行われた校舎強行解体の経緯などについて説明を求め、大野町長は解体ではなく仮校舎への事務用品などの引っ越し作業だったと強調するなどして、容疑を全面否定したという。県警はさらに任意の聴取を続け、今秋にも、大野町長を同容疑で大津地検に書類送検する方針を固めた。
豊郷小では昨年12月20日、引っ越し業者らが校舎の窓枠などを取り壊す強行解体に着手。窓ガラス約40枚や天井の一部などが破壊され、保存を訴える住民ともみ合いになる騒ぎになった。
住民らは同24日、解体作業は大野町長の指示で行われたとして、建造物損壊容疑で大野町長を県警に告訴・告発。県警は受理し、業者から当時の経緯を聴くなど、慎重に捜査を進めてきた。
大野町長は今年3月のリコール投票で失職し、同4月の出直し選挙で返り咲いた。このため、県警は選挙後から、大野町長からも事情聴取。告訴・告発状は、(1)解体強行は大津地裁が前日に出した解体工事差し止めの仮処分決定に違反(2)校舎の管理権限は当時、町教委にあった――などと主張しており、こうした経過について説明を求めたとみられる。(毎日新聞)
[9月10日15時46分更新]