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昨年10月、金浦町の金浦漁港で家族3人が乗った乗用車が海に転落した事故を調べていた県警捜査一課と象潟署は1日午前1時半、運転していた神岡町神宮寺字神宮寺、無職細谷俊雄容疑者(65)を妻と義母を殺害したとして殺人の疑いで逮捕した。2人に計数千万円の保険が掛けられていたほか、細谷容疑者に消費者金融などから数百万円の借金があったことも判明している。捜査当局で動機などを追及している。
調べでは、細谷容疑者は昨年10月13日午後5時38分ごろ、同町金浦字塩焚浜の金浦漁港西側岸壁の突端近くで止めていた乗用車を発進させて深さ約4メートルの海中に転落させ、後部座席の妻和美さん=当時(59)=と、和美さんの母春子さん=当時(84)=を殺した疑い。
細谷容疑者は海中に沈んだ乗用車から自力で脱出し、近くにいた観光客に救助された。約40分後に地元のダイバーに引き揚げられた和美さんと春子さんは、本荘市の病院に搬送されたが死亡した。水死だった。
細谷容疑者は事故後の調べに対して「漁港で休憩した後、乗用車を前進させたら(岸壁突端の)係船柱に接触した。一度後退し、再び前進しようとアクセルを踏んだら海に落ちてしまった」と説明していた。
しかし、捜査当局の調べで、転落時の状況に不自然な点があったほか、2人に保険金が掛けられていたことや、細谷容疑者が消費者金融業者に対して借金があることを警察に話さないよう口止めしていたことなどが判明。31日朝、同署に任意同行を求めて事情を聴いたところ、当初は「自殺するつもりで海に落ちたが、自分だけ助かってしまった」と供述していたが、その後、殺意を認めたという。
捜査当局では、高齢の春子さんと、人工透析を受けるなど病弱だった和美さんが、ともに泳げないことを知っていた細谷容疑者が、故意に乗用車を転落させたとみている。
(2003/09/01 12:43)