現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件7 > 456.html ★阿修羅♪ |
|
99年12月、阿南市の橋の下で海上自衛官の三笠睦彦さん(当時33歳)=川島町出身=が変死体で見つかり、当初県警が「自殺」と処理。その後、遺族が容疑者不詳のまま殺人事件として告訴、県警が異例の2度目の再捜査を続けている事件で、遺族は9月2日に警察庁を訪ね、県警の捜査手法の問題点を指摘し、適正な捜査などを求める要望書を提出する。 【津島史人】
要望書は、殺人は親告罪ではないにもかかわらず、県警は遺族に容疑者不詳の殺人事件として告訴状提出を求めた▽発生から4年が経過しようとしているが、遺族に事情聴取をしていない▽県議会総務委員会などの公の場で県警幹部が事実と違う答弁をした――など15項目を指摘。
その上で、警察庁に指摘した問題点の調査▽県警に容疑者逮捕などに向けた徹底した指導と監督▽早期解決のために他の警察本部との捜査協力体制を充実するよう求めるという。
遺族は、当初自殺とした県警の捜査に疑問を持ち、睦彦さんが当時乗っていた車を専門家に鑑定を依頼するなどの独自調査と聞き込みで新たな事実を掘り起こしてきた。県警は今年2月、遺族の告訴状を受理。睦彦さんが乗っていた車などを押収、目撃証言者を立ち合わせた現場検証を実施している。
睦彦さんの妹貴子さん(33)は「県警には初めに“結論ありき”ではなく、真摯(しんし)な姿勢で捜査をしてほしくて問題点を指摘し、要望書の提出に踏み切りたい」と話している。(毎日新聞)
[8月29日21時21分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030829-00000001-mai-l36