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長崎市の男児誘拐殺人事件で、殺害された同市北陽町の幼稚園児、種元駿(しゅん)ちゃん(4)の父、毅さん(30)が25日、長崎少年鑑別所で精神鑑定を受けている中学1年男子生徒(12)の非行事実の記録を見た感想などを弁護士を通じて発表した。
弁護士が7月下旬、長崎家裁の許可を受けてA4判で1000枚以上の記録を閲覧、複写して毅さんら遺族に渡した。
毅さんは「つらくてページを開けるのさえためらわれる記録が多かった」とし、犯行時の状況について「卑劣で醜悪な行為により、駿が感じた痛み、苦しみ、駐車場の屋上から突き落とされる間際に駿が感じた想像を絶する恐怖、目の当たりにしたであろう薄暗い闇のことを思うと、言葉にならずたえられません」とした。
男子生徒が事件の詳細について述べたがらないとされることに、「冷静とも見られる態度は、遺族にとって怒り以外の何ものも生み出しません」と批判。
生徒の両親に対しても「何かしらの苦しみ、痛みを味わっているのだろう」としつつも、「私たちは何倍、何十倍もの苦しみ、痛みを胸に、何年、何十年も生活していかなければならない」。「(両親が)どこにいるのかさえわからない状態であったことはひきょうとさえ言える」と訴えた。
また、両親から弁護士を通じて送られた謝罪の手紙の受け取りを改めて拒否し、「手紙や公にならない形での謝罪では到底納得できませんし、受け入れることはできません」としている。(読売新聞)
[8月25日22時18分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030825-00000213-yom-soci