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http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20030825i301.htm
埼玉県熊谷市のアパート室内で飲食店従業員鈴木秀明さん(28)が他殺体で見つかり、女性3人が拉致、殺傷された事件で、県警捜査1課、熊谷、秩父両署の合同捜査本部は24日、主犯格とされる元暴力団組員尾形英紀容疑者(26)が、鈴木さんと7月ごろから数回会っていたことを突き止めた。
尾形容疑者は、鈴木さんと交際していた同県大里郡の無職少女(16)(逮捕監禁容疑で逮捕)から「(鈴木さんに)つきまとわれて困っている」と聞き、包丁を用意して殺したとする供述をしていることも明らかになった。尾形容疑者は、鈴木さんと少女の別れ話に同席しており、捜査本部では、その際のやりとりなどが直接の動機となった可能性があるとみて調べている。
少女は、鈴木さんのほか、尾形容疑者とも交際していたとみられている。尾形容疑者は、「何度も別れるように言ったが、(鈴木さんが)聞かなかった」とも話しているという。
捜査本部では、遺体の状況などから、鈴木さんは激しく暴行を受けた後で刺殺されたとみている。
一方、鈴木さんは、勤め先の埼玉県本庄市内の飲食店関係者に7月初め、少女と付き合い始めたことを告げた。「目の届かないところにいると薬物などに手を出す」と、携帯電話を与え、自室に住まわそうとした。
しかし、しばらくすると「少女が電話に出なくなった。別れるのを覚悟で話し合いをする」と打ち明けていたという。飲食店関係者によると、鈴木さんは少女と会った後で「男が一緒に来て話し合いに口を挟んできた」と憤慨。男から「おれが仲裁役になる」と言われて激高した鈴木さんは、携帯電話をへし折ってしまったという。このときに同席した相手が尾形容疑者だったとみられる。
尾形容疑者は4人の殺傷について、少女と同容疑で逮捕された熊谷市内の無職少年(15)は手を下さず、「自分ひとりでやった。2人はついてきただけ」と供述しているという。殺傷に使ったとみられる包丁は、24日までにJR熊谷駅近くの駐輪場で発見された。
(2003/8/25/03:25 読売新聞 無断転載禁止)