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福岡市東区馬出(まいだし)四丁目の衣料品販売業松本真二郎さん=当時(41)=一家四人殺害事件で、犯行に使われたものと同種の手錠などを購入したとみられる中国・吉林省出身で福岡市中央区の日本語学校の元生徒(21)と北九州市内の私立大学の元留学生(23)の携帯電話に、松本さんの交友関係者に直接結びつく通話記録がないことが八日、分かった。
二人は、松本さん一家と面識がないとみられることから、捜査本部は、二人の背後に事件に深く関与した人物がいる疑いを強め、元生徒の知人で別の傷害事件で逮捕した二十代前半の中国人の男から交友関係などを聴いている。
二人は、事件発覚から四日後の六月二十四日、福岡空港から上海に向けて帰国。捜査本部が七月下旬、二人が同居していた同市東区のアパートの部屋を容疑者不詳の殺人容疑などで家宅捜索していた。
捜査本部は、部屋から複数の中国人の名前や住所が書かれたメモ帳を押収するとともに、関係者から事情を聴くなどして二人が使っていた携帯電話番号を割り出し、通話記録を分析。その結果、二人は、中国人の友人らのほか、複数の日本人と会話していたことが判明。しかし、松本さん一家や交友関係者につながる通話記録は今のところ確認できていないという。
関係者によると、二人は学校にほとんど通わず、アルバイトをしていたという。元生徒は「働かないと学費が払えない」と周囲にもらし、元留学生は学費を滞納するなど、二人とも経済的に困窮していたという。
捜査本部は、元生徒らに金を渡して、手錠などの購入を依頼した人物がいる疑いがあるとみて、交友関係者を調べている。(西日本新聞)
[8月9日2時16分更新]