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http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20030809k0000m040125000c.html
福岡市の一家4人殺害事件で、遺体に付けられた手錠などを購入した中国人元就学生(21)と、一緒に出国した中国人留学生(23)の男2人について、中国公安当局が所在を把握し監視下に置いていることが分かった。福岡県警捜査本部は近く中国に捜査員を派遣し、事情聴取に同席して事件への関与を追及する。
日中外交筋によると、関与が明らかになれば、中国の国内法で身柄を拘束し、日本側に引き渡すことも検討されている。
元就学生は事件2日前の6月18日、福岡市東区のディスカウント店で手錠とダンベルを購入したのが、防犯ビデオの映像で確認されている。留学生は元就学生と同じアパートに暮らしていたが、2人とも同24日、福岡空港から上海行きの航空便で出国した。いずれも学校には「長春市の実家に帰る」と話していたが、帰宅は確認されておらず、留学生の母は毎日新聞の取材に「帰国したことも知らなかった。連絡が取れなくなって心配している」と話した。
被害者の同区馬出4、衣料品販売業、松本真二郎さん(当時41歳)ら一家4人の遺体は6月20日、この手錠や鉄アレイを付けられ、自宅から約3キロ北のふ頭に沈められているのが見つかった。留学生の関与は今のところ不明だが、殺害現場には男3人の靴跡が残っており、遺体搬送に使われたとみられる松本さんの車が乗り捨てられた同県久留米市のタイヤ工場近くでは、松本さんの車と同型同色車に若い男数人が乗っていたのが目撃されている。
県警は2人の留守宅から採取した毛髪と現場や車に残っていた微物のDNA鑑定などをする一方、2人は首謀者に金で雇われた可能性が高いとみて、手錠購入などの依頼者を追及する。
[毎日新聞8月9日] ( 2003-08-09-03:00 )