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http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20030807it01.htm
首都圏などで相次いだ建設重機を使った現金自動預け払い機(ATM)荒らし事件で、犯行グループは暴力団関係者と暴走族の少年ら計18人で構成され、現金とATMの損壊などによる被害総額は約8億1000万円にのぼることが6日、神奈川県警捜査3課などの調べで分かった。
県警によると、グループのリーダー格は、横浜市瀬谷区下瀬谷、無職徳田健一被告(34)(公判中)と、住所不定、無職谷中将人容疑者(26)(被疑者死亡で送検)で、徳田被告を含めメンバー12人を窃盗容疑などで逮捕。さらに5人から事情を聞くなどしている。
一連の事件は、東京、神奈川、静岡、千葉など1都5県で計57件の発生が確認されているが、県警はうち44件を徳田被告らのグループの犯行と断定。ATMから盗んだ現金約3億1600万円は、山分けして、それぞれの生活費や遊興費に充てたという。他の13件の大半は模倣的な犯行だったとみられている。
(2003/8/7/03:01 読売新聞 無断転載禁止)