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(回答先: Re: 反日共勢力ばんざい。---「反日教組」勢力です 投稿者 竹中半兵衛 日時 2003 年 8 月 06 日 15:17:32)
我々は、本日、ここに第二十回定期大会を開催し、平成十五年度の運動方針を確認した。
現在、世界では社会を構成する様々な既存の体制が揺らぎ、大きな転機を迎えている。この混沌とした状況を抜けだし、新しい段階へ進むために、多くの国が教育を国の最重要課題であるとして、教育改革を進めている。わが国においても、新たな時代にふさわしい教育基本法の制定の動きとともに、教育を変革すべく様々な取組がなされているところである。
しかし、教育に関する課題は山積している。不登校児童生徒の増加や心の荒廃による青少年の問題行動等、様々な問題が見られる。このような状況の中で、子供たちをよりよい方向に導き、自己実現を図れるよう育成していくことは、私たち大人に課せられた責務である。家庭、学校、地域社会のそれぞれが、緊密に連携し相互の信頼をつくり上げ、質の高い教育を実現していくことが求められている。また、国も教育に対する責任を自覚しなければならない。
特に、我々教職員は、教育専門職としての誇りと使命感を持って教育活動に当たり、かけがえのない存在である児童生徒を愛情深く教え導かなければならない。
我々は、「美しい日本人の心」を育てる教職員として、その社会的な責任を自覚し、自らの資質の向上に努めなければならない。そして、次代を担う子どもたちを育成する教職員団体として、弾力的かつ創造的な諸活動を展開し、組織の充実と活性化を図ることによって、「教育正常化」を達成しなければならない。このような我々の努力が尊敬と信頼を得、教職員の地位の向上につながるものと確信する。
これらの決意のもと、我々は、ここに次のことを誓う。
一、みずみずしい活力と創造性をもって教職員としての資質を向上させ、明日の日本を支える教育の実践に励む。
一、新しい時代にふさわしい教育基本法の制定をはじめとする教育諸改革に会員の声を反映させ、より質の高い教育の実現に向けて運動を展開する。
一、教育諸課題の早期解決に全力で取り組み、青少年の健全育成に努める。
一、教育水準の維持と向上のため、義務教育費国庫負担の原則を守り、教育予算の拡充を図る。
一、人材確保法再生を期した運動を展開し、教育専門職にふさわしい給与と勤務条件を確立する。
一、国民の期待と信頼を担う教職員団体として、組織の強化と発展に努め、多くの同志の結集を図る。
一、日本教育文化研究所の活動の充実を図る。
一、全日教連団体総合共済会への加入促進を図る。
右 宣言する。
平成15年6月8日
第20回全日本教職員連盟定期大会