現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件6 > 597.html ★阿修羅♪ |
|
http://www.asyura.com/0306/nihon6/msg/530.html(竹中半兵衛さん)
この事件について、いろいろな所で、議論が深まるのは大変喜ばしいことと思います。
しかし、ざっと観たところ、冤罪の可能性大と見るbakaには、次のような点が危惧されます。
(1)警察に対する過度の信頼感:過失から冤罪を作ることはあっても、故意またはズサンな捜査によって冤罪事件が引き起されることはない、という幻想。
(2)少しでも埃が見えたら、犯人に違いないという幻想。
(3)自供しているのだから犯人に違いない、という幻想。
最も大事なことは、少年の犯行であるか否かを結果オーライの世界で問うのではなく、警察の捜査の在り方と情報操作について厳しく問うことです。なぜなら、このような問いなしには、少年の犯行であるか否かを一般市民が判断することは不可能であると考えるからです。宮崎○事件の判決のような「当裁判所は,事実認定を争わないとする前提から,裁判所が明確に確認のできない捜査段階での被告の供述内容を絶対的に正しいものであると認定し,敢えて,そこでどのような取り調べが行われたかの検証は一切除外した. よって結論は明らかだが,....」という在り方は言語道断であり、日本弁護士会がこれに抗議することもなかったとすれば、日本の法曹界は既に腐敗しきっていると判断せざるを得ません。確たる物証のないまま、少年を補導し、非公式情報をリークし続けた警察と、それを垂れ流すマスコミの腐敗は云うまでもないことです。