現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件6 > 570.html ★阿修羅♪ |
|
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/news012.html
(http://www.asyura.com/0306/nihon6/msg/403.htmlの続報)
記憶喪失とみられるため氏名不詳のまま住居侵入罪で起訴され、和歌山簡裁で罰金十万円の判決を受けた男性が、釈放後に入所した和歌山市内の更生保護施設から外出したまま、行方不明になっていることが二十九日、分かった。男性は、福岡県遠賀町立島門小学校の校歌の一節を覚えており、「仕事を見つけて旅費を稼ぎ、遠賀町に『自分探しの旅』に出たい」と語っていた。関係者は突然の“失跡”に戸惑い、安否を気遣っている。
関係者によると、男性は二十五日の判決で、逮捕後の未決拘置期間が罰金の支払いに相当すると認定され、即日釈放後、施設に入所。同日夜には、報道を見て「息子ではないか」と京都府内の夫婦から問い合わせがあり、電話で会話もしたという。
しかし、翌二十六日午前、「JR和歌山駅前に散髪と時計の修理に行く」と言って外出。名乗り出た夫婦が施設を訪れた同日午後になっても戻らなかった。夫婦は幼児の写真を持参。「何十年も会っていない」などと説明したが、結局会えず、本人かどうか確認できていないという。
男性は四十歳くらい。色鉛筆など手荷物を施設に残し、所持金は六千円余。和歌山保護観察所は「本人が帰って希望すれば保護できるが、強制できない。連絡を待つしかない」としている。
男性は三月以降の記憶しかないが、ほぼ正確に校歌を口ずさみ遠賀町内の地名も記憶。同町出身の可能性もあり、弁護士を通じて留置場で描いたイラストを公開し、情報提供を呼び掛けていた。