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http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030730k0000m040110000c.html
栃木県鹿沼市環境対策部の幹部職員、小佐々守さん(当時57歳)が殺害された事件で、殺人・死体遺棄などの罪に問われた栃木市室町、無職、田村好被告(62)の第3回公判が29日、宇都宮地裁(飯渕進裁判長)で開かれた。実行役の一人とされる埼玉県戸田市氷川町、不動産仲介業、吉田義雄被告(60)=同罪などで公判中=が出廷し、小佐々さん殺害を依頼したとされる鹿沼市内の廃棄物処理業者(61)=自殺=から事件後、口止め工作を受けたことを証言した。
証言などによると、この業者は02年8月ごろ、埼玉県加須市で吉田被告と会い、殺害の現金報酬の代わりに同県内で開発中の温泉の権利を譲渡する話を持ちかけ、「金を取るのはやめてくれ。(今後は)タッチしないで忘れてくれ」と告げた。吉田被告はもともと田村被告から小佐々さん拉致を誘われたが、この時点で依頼主がこの業者と分かったという。
事件をめぐる公判で自殺した業者と実行役が直接接触したことが明らかになったのは初めて。
【小出洋平】
[毎日新聞7月29日] ( 2003-07-29-20:53 )