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大阪府門真市で起きたミニバイクのひき逃げ事件で、大阪府警が、友人の身代わりになった同市内の中学3年の男子生徒(14)を誤って業務上過失傷害容疑などで逮捕していたことがわかった。この生徒はミニバイクの後部に乗り、実際は同学年の別の男子生徒(14)が運転していたことが判明し、府警は当初逮捕した生徒をいったん釈放して犯人隠避容疑で逮捕。運転していた生徒を改めて業務上過失傷害などの容疑で逮捕した。
交通捜査課の調べでは、10日午前8時20分ごろ、逮捕された男子生徒は2人乗りのミニバイクで門真市の市道を走行中、通学していた同じ中学の1年の男子生徒(12)をはね、そのまま逃走した疑い。男子生徒は転倒して顔に軽傷を負った。
運転していた生徒は同日、教諭に付き添われて門真署にいったん出頭したが、調べに対し「運転していたのは別の少年で自分は後ろに乗っていた」と虚偽の供述をした。さらに、2人の生徒は同日夜に話し合い、名指しされた生徒が身代わりで逮捕されることにしたという。
同署は身代わりの生徒が容疑を認めたため、23日に逮捕した。
その後、生徒らの通う中学校内で身代わりのうわさが出回り、交通捜査課が裏付け捜査したところ、現場の目撃情報などから誤認逮捕がわかったという。
<幾田清二・交通捜査課長の話> 2人が同乗したミニバイクでの事故だったため、現場の供述に矛盾はなく、やむを得ないところもあった。だが、今後はより適正な捜査をするよう指導を徹底したい。
(07/25 13:20)
http://www.asahi.com/national/update/0725/020.html