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24日午後10時40分ごろ、東京都渋谷区桜丘町付近の半径約200メートルの範囲で、十数分の間に男性5人が次々と男に背中やわき腹などを刺された。犯人はバイクで逃走した。けがをした5人は病院に運ばれたが、いずれも軽傷。警視庁渋谷署は連続通り魔事件として、傷害容疑で男の行方を追っている。
刺されたのは、世田谷区の会社員登内毅さん(20)、目黒区の大学生東大智さん(20)、世田谷区の調理師大岩正英さん(18)、品川区の会社員落合厚彦さん(41)、渋谷区の格闘家須藤元気さん(25)の5人。大岩さんを除く4人は現場付近をバイクで走行中で、落合さんは入院した。須藤さんは格闘家で「Kー1」選手。
調べによると、最初に襲われた登内さんは、渋谷区道玄坂1の国道246号線わきで知人女性とバイクに2人乗りしていたが、男と目が合って約500メートル追いかけられ、同区猿楽町の路上で右わき腹を刺された。
男はその後、北西に約100メートル離れた同区鶯谷町で、バイクで走行中だった東さんの右足を刺し、さらに、北西に約400メートル離れた同区桜丘町の路上をジョギング中の大岩さんをコンビニエンスストア店内まで追いかけ、胸を刺した。
この後、男はふたたびバイクに乗り、東に約150メートル離れた同町のJR山手線わきの路上で落合さんの背中を刺し、約60メートル離れた路上でバイクの須藤さんのわき腹を切ったという。
男は年齢20歳くらいで身長約1メートル80。青い上着に黒いズボン姿で、黒ヘルメットにサングラスをかけ、無精ひげを生やしていた。国産の黒っぽいバイクに乗っており、それぞれ「お前どこの者だ」などと言いがかりをつけ、カッターナイフのような刃物で襲ったという。
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事件を目撃した女性によると、男はバイクのナンバープレートを折り曲げていた。女性は「目が鋭くて、ぞっとした」と声を震わせた。
大岩さんが刺されたコンビニエンスストア前では、事件直後に店を訪れた男性(32)が「若い男性がタオルで腹部を押さえ、痛々しかった。店内には大きな血だまりもあった」と話していた。(読売新聞)
[7月25日12時0分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030724-00000217-yom-soci