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十二歳殺人談義
(7月24日掲載)
「最近の子どもは一体どうしたんでしょう。十二歳の殺し、甘い誘いに乗った小学生監禁事件」「やはり気になるかい。八もクマも小せえとき父っつぁんらに心配ばかりかけていたが、ここまでワルではなかった」▼「親を市中引き回しの上、打ち首にしろと言った大臣がいました」「あれは極論だけれども、似た思いを持った大人は結構いたと思うよ。大体一人前でないのが子どもをつくっている。親が壊れているから子どもが壊れているのも分からない」▼「長崎の中学生は成績は抜群だったようです」「テストさえ良ければいいと本人も親も思っている。しかし人間の価値なんてテストなんかで測れるほど単純なもんじゃない」「そりゃそうですが、じゃどうすりゃいいんで」「それが分かっていれば今ごろここでお前さんとグチってなんかいないよ。それにしても金さえ出せば何でも自由に手に入る時代というのも不幸だ」「その金も手段を選ばなければ手にすることができる。都会じゃブルセラショップなんてもんまであります」▼「長崎の少年と東京の監禁された小学生を同列で論じちゃいけないだろうが、子どもたちが面白いことやより強い刺激を求めて行き着いた事件という点では同じだ」「一方は加害者、もう一方は被害者ですけどね」▼「兄弟が少なくなったことと、子どもが自然に親しまなくなったことも子どもが壊れた原因だろうな」「悪ガキだったクマが川でおぼれかけた子どもを助けて、あれから生まれ変わったようになりました」「あれはクマの方が救われたんだよ。本物と偽物を見分ける目も自然の中で養われるのだけどな」(長)
http://www.sanin-chuo.co.jp/column/meisou/2003/07/24.html