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異例…精神鑑定決定 長崎の男児誘拐殺人
駿ちゃん誘拐殺人事件で審問
長崎市の種元駿ちゃん(4)誘拐殺人事件で補導された中学1年の少年(12)の第1回少年審判が23日開かれ、長崎家裁の伊東浩子裁判長は、殺害時や現在の心理状態を調べるための精神鑑定を実施することを決めた。少年の付添人からの申請を認めた。処分を決める前提として専門家による解明が不可欠と判断したとみられる。
最高裁によると、14歳未満の少年審判で精神鑑定を実施したのは昨年、1件あった。12歳の少年の精神鑑定は極めて異例。
家裁は鑑定人を指定したが、鑑定留置期間はまだ決定していない。今後留置が決定され、8月6日までの予定だった観護措置は一時中断。鑑定結果を受けて家裁の調査、審判が再開され処分が決まる。
14歳未満の少年は刑事責任を問われず、少年院にも送られないため、最終的には児童自立支援施設へ送致される保護処分となる見通し。
この日の審判は、伊東裁判長ら裁判官3人が少年が収容されている長崎少年鑑別所に出張して非公開で開かれた。裁判官3人のほか、家裁の調査官、付添人ら出席。両親は出席しなかった。
伊東裁判長が人定質問などをした後、非行事実を告知、少年に弁解を求めた。付添人によると、少年はやや緊張した様子だったという。付添人は「認否については非公開なので公表しない」としたが、少年は長崎県警の調査に、殺したことを認めており、審判でも同様に認めたとみられる。
ZAKZAK 2003/07/23