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http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20030723/fls_____detail__068.shtml
法務省は23日、民間の資本やノウハウを生かした社会資本整備のPFI(プライベート・ファイナンス・イニシアチブ)方式で運営する新たな刑務所を2005年度にも着工する方針を固めた。
社会復帰が比較的容易な初犯の男女各500人、計1000人規模を収容する日本初の男女混合型施設となる予定。
法務省によると、8月に建設予定地の選定や対象業務の検討などを請け負うコンサルタント業者を公募。本年度中にコンサルタント業者に報告書をまとめてもらい、2005年度に参入業者と契約、着工する。
PFI方式の刑務所新設のメリットは(1)受刑者の過剰収容の緩和(2)地域住民との共生(3)社会への還元−の3点。
全国の収容者数は01年に収容率100%を突破。過剰収容を押し上げている初犯者の処遇が急務とされている。