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http://www.ibaraki-np.co.jp/contents/news/2003/news/1-4.htm
那珂町菅谷のアパートの部屋で会社員、小滝寛子さん(37)が遺体で見つかった事件で、那珂署と県警捜査一課は二十二日、司法解剖の結果、死因を頚部圧迫による窒息死と断定、殺人事件として同署に捜査本部を設置した。捜査本部は、小滝さんの交友関係などを調べるとともに、アパート周辺で不審な人物が目撃されていないか捜査している。
調べでは、小滝さんは和室の押し入れの布団の間からあお向けで見つかった。首を絞めて殺害されたとみられ、死後四|五日経過していた。
クリーム色のブラウスに黒いスカート姿で、十七日午後八時ごろ、勤務先のひたちなか市内の事業所を退勤した時と同じ服装とみられるという。和室には布団が敷かれていた。
室内には、財布と携帯電話が入ったバッグが残されており、財布には現金約千円とカードが入っていたという。
室内は整然としているが、台所と和室の引き出しがいくつか開けたままになっていた。遺体発見時に電気はついていなかった。
小滝さんは一九九七年四月、水戸市内の派遣会社に人材登録。二、三年前からひたちなか市内の事業所に派遣され、経理を担当していた。
十八日は事業所のテニス部仲間と栃木県宇都宮市に出掛ける予定だったが、待ち合わせ
に現れず、不審に思った仲間がアパートや家族に連絡。同日、父親が那珂署に捜索願を出していた。
両親らが二十日、業者を呼んで部屋の鍵を開けたところ、小滝さんの遺体を発見した。捜査本部は携帯電話の発信履歴を調べるなどして、十七日夜以降の足取りの解明を進めている。
捜査本部はフリーダイヤル(0120)101116を設置し、情報の提供を呼び掛けている。
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「恨まれるはずない」 肩落とす知人
「とても優しい女性。恨まれるようなことはないはず」。那珂町のアパートの部屋で殺害されているのが見つかった小滝寛子さん(37)の知人らの間には、驚きの声が広がった。
小滝さんのアパートは、国道349号から約五百b入った住宅地の一角。周囲には商業施設や飲食店もあるが、夜間は人通りが少ないという。
親族らによると、小滝さんは二週間に一回は水戸市堀町の実家に帰り、近所の人と顔を合わせれば進んであいさつをするなどまじめな性格だったという。
実家の近くに住む女性(67)は「小さいころは親せきの子どものようにかわいがったのに。信じられない」と声を詰まらせた。元職場の同僚は「明るく人当たりのよい人だった。恨みを買うような人ではない」と沈痛な表情で話した。家主らの話によると、小滝さんは六年前に引っ越してきたが、近所とのトラブルなどはなかったという。
小滝さんが登録していた人材派遣会社の派遣責任者の男性(46)は「どの職場でも才能を発揮できる優秀な女性だった」と話し、肩を落とした。