現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件6 > 294.html ★阿修羅♪ |
|
福岡県警少年課は二十二日、五―六月に北九州地区を対象に実施したシンナーなどの薬物犯罪集中取り締まりの結果、暴力団など八つのシンナー密売組織を解明し、小学六年の男児(12)を含む計百三十三人を摘発・補導した、と発表した。県警は密売組織が過去一年間で少なくとも五千万円を売り上げ、一部が暴力団の資金源になっていた疑いがあるとみている。
県警によると、シンナーを密売したとして毒劇物法違反容疑で摘発したのは、指定暴力団工藤会系の三暴力団の組員や二つの塗装業者ら十五人(うち十人逮捕)。
組員らはシンナーを五百ミリリットルペットボトルに入れるなどして三千円前後で販売していた。
なかには市価の三十―五十倍以上で売っていたケースもある。買春目的で少女に渡した例や、携帯電話に顧客約五百件の連絡先を入れて取引していたケースもあった。
こうした組織からシンナーを入手していたとして同法違反で摘発したのは百十八人。このうち逮捕者は三十三人で、少年も十二人含まれていた。
同法違反で摘発・補導された少年の人数は、過去三年連続で福岡県が全国一位。このうち北九州市が36%を占めている。(西日本新聞)
[7月23日2時35分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030723-00000022-nnp-kyu