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(回答先: 猥褻ビデオ、下着、制服…吉里容疑者宅からゴッソリ サンケイスポーツ 投稿者 エンセン 日時 2003 年 7 月 22 日 15:05:37)
東京都稲城市の小学校6年の女子児童4人が東京・赤坂のマンションに監禁された事件で、自殺した吉里弘太郎容疑者(29)は事件前、関係者に「長生きはできない」などと話していたことが22日、分かった。
吉里容疑者は、女児らを監禁する前から新品の七輪や練炭をマンションに持ち込んでおり、警視庁は吉里容疑者が自殺を決意したうえで事件を起こしたとみている。一方、吉里容疑者の自宅などからは、多額の現金も見つかっており、依然、動機には謎が残っている。
関係者によると、吉里容疑者は数年前に父親らと死別後、生命保険など多額の遺産を相続した一方で、店舗を構えず、わいせつなビデオを販売するなどの風俗ビジネスを手がけるなど、このビジネスでの収入もかなりあったとみられている。ただ、吉里容疑者は日ごろ、持病の皮膚病のことや、父親や兄弟と早くに死別するなど家庭環境に恵まれていなかったことについて悩んでいる様子で、風俗関係の仕事で知り合った知人らに「自分は長生きはできない」などと漏らすことがあったという。
一方、警視庁のこれまでの調べで、監禁中に吉里容疑者が外出した形跡がほとんどないことや、室内から見つかったレシートが犯行直前のものだったことから、自殺に使った新品の七輪は、犯行直前に準備された疑いが強いことがわかった。このため、吉里容疑者は犯行前に、すでに自殺する意思を持っていたとみられる。
一方、吉里容疑者は、埼玉県久喜市のアパートに1995年10月ごろに入居以来、同アパートと横浜市港北区の親類方とで、計3回住民登録を変更していたこともわかった。事件前には、新宿、渋谷区内などの高級ホテルを転々とし、監禁事件の被害者の女児と面会した渋谷の高級ホテルでは、二百数十万円の宿泊料金を一括払いしていた。
さらに、久喜市のアパートと乗用車からは、大量のわいせつビデオやビデオデッキが押収され、監禁場所のマンションにも現金百数十万円が残されていた。警視庁は、生活拠点を次々と変えていたのは、違法な風俗ビジネスの発覚を逃れるためだった疑いもあるとみている。(読売新聞)
[7月22日14時51分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030722-00000506-yom-soci