現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件6 > 202.html ★阿修羅♪ |
|
http://www.asahi.com/national/update/0722/002.html
外部には非公開とされてきた死刑の刑場が国会議員に約30年ぶりに公開されることになった。衆院法務委員会から強い要望があり、法務省は国政調査権に基づく調査と位置づけ、23日、東京拘置所(東京都葛飾区小菅)内の施設を案内する。
死刑執行は長く秘密のベールに包まれてきた。 法務省は、93年に3年4カ月ぶりに死刑を再開したときも、執行の事実さえ認めなかった。98年11月からは「執行の事実と執行日、人数」に限って公表するようになったが、死刑囚の名前や執行場所は依然明らかにせず、密行性と閉鎖性が批判の対象になっている。
刑場公開を決断したのは、受刑者らの処遇が問題化したことや、死刑廃止議員連盟の活動が活発化したことが背景にある。
公開を求める声はかねてあったが、法務省は「最も重く厳粛な刑という性質上、部外者への公開になじまない。死刑確定者の名誉や心情への配慮も必要だ」と拒否。約30年前に、当時の法相が国会議員らに見せた例外的なケース以外に部外者に公開した例はなかった。
(07/22 03:03)