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http://www.sponichi.co.jp/society/kiji/2003/07/19/03.html
東京の4女児監禁事件で、監禁場所となった港区赤坂の短期賃貸マンションから、被害児童とは異なる複数の女子中高生とみられる写真シールや女性の下着、名簿が押収されていたことが18日、分かった。名簿には男性の名前もあったことが判明。警視庁捜査1課は自殺した吉里弘太郎容疑者(29)が店舗のないデートクラブを経営、わいせつ行為目的で男性に少女を紹介していた可能性があるとみて調べている。
調べによると、吉里容疑者は「プチエンジェル」という会社名と自分の携帯電話番号を記載したアルバイト募集のチラシを渋谷で配布。小中学生や高校生を誘う際、警戒心を抱かせないように年齢が近い女子高生らに、1万円から3万円の現金を渡してスカウト役をさせていたという。
話に乗った少女に対し、吉里容疑者は渋谷や新宿のホテルで面接。「簡単なアルバイト」などと説明し、当初は部屋の掃除などをさせてアルバイト代を支払っていた。数回会って少女が吉里容疑者を信頼するようになると、友達も誘うように要求していたという。
今回監禁された4人の女児の一部も今月上旬、渋谷で女子高生を介して吉里容疑者と知り合っていた。その際、吉里容疑者は高級レストランで現金1万円を渡し「小遣いだ。アルバイトをしたり、他の女の子を紹介してくれればもっとお金をあげる」と話した。別の少女には札束をみせて金を持っていることを強調することもあったという。吉里容疑者は、4人の女児を監禁する数週間前から都内のホテルを転々としていた。
押収された名簿には男性の名前もあったことから、吉里容疑者は少女の名簿や写真をもとに男性に有料で紹介していた可能性が強いとみて、警視庁は調べを進めている。「プチエンジェル」の業務内容を知る女子高生は「裸で写真を撮られたり、男性に下着を売ることもあったと聞いている」などと話している。
一方、吉里容疑者は監禁した女児が逃げようとした際に殴っていたことも判明。手錠やアイマスクを4人分だけ用意していたことも分かり、計画的に女児を誘拐し、監禁するつもりだったとみられる。監禁後、吉里容疑者は外出した気配がなく、自殺に使った練炭なども事前に購入していたものとみられ、自殺も以前から計画していた可能性がある。また、警視庁は16日に中学2年生の女子生徒(14)への買春容疑で吉里容疑者の逮捕状を取っていた。捜査の手が迫ったことを察知して死を選んだとも指摘されているが、真相は分かっていない。