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(回答先: 今日の読売新聞朝刊にまた初耳のことが書いてありました。 投稿者 力なき市民 日時 2003 年 7 月 17 日 10:31:27)
捜査当局のリークなのか、リーク情報を基に書いた読売新聞記者の作文なのかはわからないが、あまりにも稚拙な“作文”を世界一の発行部数を誇っている読売新聞の一面に掲載していることに唖然としている。
朝日新聞・西日本新聞・時事通信が、防犯カメラ映像に関するリーク情報から、二人はビデオ・ゲーム店などに立ち寄って、午後9時頃駐車場に入ったと報道していることとの食い違いはとりあえず問わないことにする。
(「長崎市中心部にある7階建ての駐車場の入り口に、男子生徒が駿ちゃんと一緒に姿を見せたのは、今月1日午後8時半ごろだった。」は、たとえば、二人が午後8時50分に商店街やパチンコ店の防犯カメラ映像に記録されているのなら、とんでもない“誤報”になる)
>「お母さんの車を探してみよう」。男子生徒はそう声をかけ、小さな手を引いて薄暗
>い駐車スペースを1階ずつ隅々まで歩き回った。
8時から10時のあいだに出庫した自動車の数が40台だから、3分に1台の割合で、外から歩きで戻ってくる人たちや出ていく自動車が動いている。(入庫している車も数台はあるだろう)
いたずら目的の少年がそのような意味のないやばい行動をとるかは別として、30分から45分間もかけて、「1階ずつ隅々まで歩き回った」り、屋上にいたのなら、二人に関する目撃証言があってもおかしくない。
>そして30分後、薄暗い屋上にたどり着くと、男子生徒はいきなり駿ちゃんの衣服を
>脱がせ始めた。
>「裸にして、おなかを足でけり上げた。ハサミで体を傷つけると、想像以上に騒ぎ出
>した。このまま親のところに戻すわけにいかないと思った。手すり越しに落とすしか
>なかった」
おいおい、「裸にして、おなかを足でけり上げ」、「ハサミで体を傷つけ」て、少年は、幼児がどのような反応を示すと“想像”していたというんだ。
屋上から落とす行為につながる思考過程を大人の浅知恵で作ったという感じだね。
「想像以上に騒ぎ出した」ことで、「このまま親のところに戻すわけにいかない」と考えるなら、「裸にして、おなかを足でけり上げ」、「ハサミで体を傷つけ」た段階でそう思うだろう。
まさか、「裸にして、おなかを足でけり上げ」、「ハサミで体を傷つけ」も、幼児が想像の範囲内で騒いだのであれば、親のところに戻してもいいと考えていたとでも言うのかな。
面が割れているということに関しては、連れ出し時点から落下死させた時点までまったく同じ条件である。
なぜ、「想像以上に騒ぎ出した」ことが、「このまま親のところに戻すわけにいかない」という判断につながったんだ。
想像の範囲内で騒いだとしても、「裸にして、おなかを足でけり上げ」、「ハサミで体を傷つけ」たことで、「このまま親のところに戻すわけにいかない」と考えるのが中学1年生でも普通だろう。
「手すり越しに落とすしかなかった」の「手すり越しに」という表現は、妙に説明的で異様だ。
たぶん、手すりに幼児が触れた痕跡がないことや遺体の状況から、犯人は手すり越しに落としたはずだという捜査当局の先見が入っている作文だと思う。
こういうときには、「落としてしまうしかなかった」とか「なんとかしなければと思ってつい」とするのが“自白”らしい表現になるだろうに...
この“作文”を読むと、取調べで警察官があの少年に刷り込んだ状況が目に浮かぶ。
「もうみんな君がやったって知っているんだよ」、「君が違うといっても信じる人はいないぞ」、「罰はないんだから、素直に“うん”といったらすぐに終わるよ」、「こうしたんだろ」、「こう思ったんだろ」、「じゃあ、もう一度復唱してご覧」...「違う違う、君はこうしたんじゃないか」、「後からやっていないなんて嘘を言ったら、君だけではなくお母さんお父さんも生きてゆけなくなるからね」、....