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不法滞在の外国人を収容する西日本入国管理センター(大阪府茨木市)が、性同一性障害を持つ人を、自由に出入りできない単独室に収容するよう取り決めていることが14日分かった。
性同一性障害については、戸籍の性別変更を認める特例法が10日成立するなど差別を廃止する動きが広がっており、同センターの処遇は批判を呼びそうだ。
収容者の処遇は「細則」として全国3カ所のセンターごとに決められている。
西日本センターは「共同室に向かない者は単独室に収容すると細則で決めている。性同一性障害者や、病気で容体を観察する必要のある者がそれに当たる」としたうえで現在、性同一性障害を理由に単独室に収容されている外国人がいるかどうかは「答えられない」としている。
難民支援団体「ラフィック」によると、収容者は通常、部屋の外に自由に出られ、他の部屋の収容者と話もできるが、単独室に収容された外国人はシャワーの時間以外は部屋から出られないという。
「ラフィック」の青木孝嗣さん(22)は「特定のアイデンティティーを持ったことで差別的な処遇を受けることは人権侵害であり、あってはならない」と話している。
ZAKZAK 2003/07/15