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大分県警竹田署が昨年5月、同県荻町立緑ケ丘中学校(和田誠一校長、93人)で起きた窃盗、器物損壊事件を捜査する際、女子生徒39人の指紋を採取していた。同校は事前に保護者の承諾をとっておらず、一部保護者から「一部の子供だけから指紋を採るのは納得できない」などと批判の声が出ている。
学校側の説明によると、昨年3〜4月の2回にわたり、軟式テニス部などの部室から女子生徒の制服計6着がなくなり、同署に被害届を出した。部室に複数の指紋があり、同署は5月、部室を使っていた女生徒39人を学校の会議室に集めて指紋を採取した。学校側は採る前日、「生徒の指紋を採取したい。照合後は廃棄するので協力してほしい」との趣旨の保護者あて文書を生徒を通じて渡したが、保護者の承諾は取らないままだったという。
ある保護者は「文書を受け取っておかしいと思い、子供に拒否させようと、翌日学校に電話したら『(採取は)もう終りました』と言われた。『なぜ自分が指紋を採られるのか』と泣いて帰ってきた子もいたと聞いている」と話している。
同校の山崎真一教頭(51)は「事前にもっと保護者、生徒に納得してもらえるようにすべきだった。ご迷惑をかけたことをおわびする」と話している。【結城かほる】
[毎日新聞7月11日] ( 2003-07-11-11:45 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030711k0000e040071000c.html