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亡くなった種元駿君殺害の真犯人は誰か?冤罪とすぐに結論を出すことは難しいと思いますが、どうもそのような疑問を持つにいたりました。
はじめに「少年が犯行を認めた」という、警察の中はどうなっているのか
−−−−以下松山大学田村譲教授HP「冤罪メニュー」より引用-----------
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/hogaku-2-1-gakutenmuzai.htm
読売新聞社社会部編『逆転無罪』(講談社文庫248〜249ページ)
自白を語るとき、「やっていない者が言うわけがない」という声が必ずあります。
「普通の人には分からなくて当然」
死刑囚として初めて再審無罪となった「免田事件」の免田栄さん(73)はいっています。
小さな机の前に座らされ、刑事がすき間なく取り囲む。1人の質問に答えると次、その次と矢継ぎ早に責められる。「頭がおかしくなって、警察が掘った穴に落ち込んでしまった」と…!
うその自白をしてしまうのは暴力や圧迫からだけではないのです。
取り調べは分刻みのアリバイ証明を迫りました。甲山事件の山田さんは「混乱した末に、『父親や職員が疑っているぞ』と捜査員から聞かされた」うえ、「検事の指示で震えながら両手を上げると、『その手でお前がやったんだろう』と怒鳴られ、もうどうでもよくなった」と法廷で証言しています ⇒証言
−−−−−−−−引用以上-----------
事件は世間では犯人とされる12歳少年が素直に犯行を認めたので一件落着か、と思われている。そして権力機関の一部となったマスコミはお決まりの「神戸少年事件」の犯人(酒鬼薔薇聖斗)とされるA君に結びつける。インターネットしか探れない私の情報でも、なるほど、事件はA君を出所させないための工作か、と疑いたくなるほどの記事ばかりだ。つまり、12歳の少年に憎悪を向けさせることにより、神戸事件のA君はあくまで神戸事件の犯人だ、真実をしゃべらせないぞという権力の意図を汲み取って、マスコミは懸命にキャンペーンを張っているのだ。
12歳少年が犯人だとする根拠は、マスコミが警察発表(ビデオが決め手)の垂れ流しをそのまま受け売りしていることで自ら、矛盾があることを暴露してしまった。記者の取り違えとは言わせないぞ。
この欄に投稿されている記事を読んでみると、驚いたことに警察が少年を犯人と特定したビデオの入手時期が、マスコミよって決定的に違うではないか。ここに作為を感じる。
参考記事−−−−以下引用
(1)えーてるさん投稿:<長崎幼児殺人>防犯カメラに駿ちゃんらしい幼児を連れた男(毎日新聞)
http://www.asyura.com/0306/nihon5/msg/439.html
投稿者 えーてる 日時 2003 年 7 月 10 日 14:46:02:xj8frcsFcAfdI
「アーケードは遺体が見つかった同市万才町の駐車場の東約150メートルにある県内最大の浜市アーケード(全長360メートル)。防犯カメラは地元の商店連合会が落書きなどのいたずら防止対策として、6月9日に設置したばかりで、約40メートル間隔に計18台置かれている。商店連合会の事務所によると、県警からの要請で1日午後7〜11時に録画されたビデオを3日に提供した」
(2)まさちゃんさん投稿。「長崎幼児殺人、12歳中1生特定し聴取 --- 刑事責任問えず、補導へ
http://www.asyura.com/0306/nihon5/msg/380.html
投稿者 まさちゃん 日時 2003 年 7 月 09 日 15:26:20
捜査本部ではこれまで、遺体発見現場の立体駐車場・築町パーキングビルから約160メートル離れた商店街「浜市アーケード」の防犯ビデオに映っていた駿ちゃんとみられる男児と若い男の解析を進めてきた。
捜査本部が注目したのは、夏用の制服に似た白いシャツの胸に縫い込まれた校章だった。
不鮮明なビデオのノイズを取り除く画像処理をイニシャルが分かるまで重ねた結果、誘拐現場の量販店近くにある市北部の中学校と判明した。
画像分析では約170センチの身長や体重、顔の輪郭まで克明に割り出し、男子生徒を特定した。
市内の学生服業者によると、ワイシャツの左胸に校章や校名イニシャルがあるのは約30校。このうち、男子生徒が通う中学と同じイニシャルの学校は数校だが、デザインや形状が違っていた。
男子生徒の中学校の購買部には、犯行現場に残された足跡と同じメーカーのスニーカーが販売されていた。同校では「4種の靴を指定しており、スニーカーはそのうちの一つ」と話している。
種元駿ちゃんの遺体が見つかった立体駐車場には、駿ちゃんが好きだった仮面ライダーの人形や花束が添えられていた=長崎市万才町
これまでの調べで、男子生徒は1日午後7時すぎ、駿ちゃんを長崎市三芳町の家電量販店で誘い出し、約4キロ南の同市万才町の立駐車場・築町パーキングビルの屋上から生きたまま全裸にして突き落とし、殺害した疑いが持たれている。
駿ちゃんは2日午前、頭から血を流して死んでいる状態で発見された。司法解剖の結果、死因は高所から転落し、頭を打ったことによる脳障害で、頭も骨折していた。
駿ちゃんは家電量販店に両親ら家族と一緒に来ていたが、途中で店内のゲームコーナーに1人で行ったところで誘拐されたとみられる。
捜査本部では誘拐から約40分後、浜市アーケードで男子生徒と駿ちゃんが映っている防犯ビデオを入手した。
(1)男子生徒は制服に似た白い半袖シャツと黒いズボン姿(2)死体遺棄現場に残された足跡が「月星化成」(本社・福岡県久留米市)のスニーカーで市内の中学で指定靴−などから男子生徒周辺に捜査の網を絞り、密かに内偵捜査を続けていた。
駿ちゃん事件のほかにも、現場付近では3歳男児が裸で放置されたり、4歳男児が男に突き飛ばされたりするなど、今年4月以降だけでも4件の状況が酷似した手口の事件が頻発していた。
捜査本部では、男子生徒の連続犯行とみて慎重に関連を調べる。
児童を狙った過去の事件をみると、昭和から平成にかけ、東京都江東区や埼玉県北部で4人の女児が誘拐されたうえ、殺害された連続誘拐殺人事件が起きている。
宮崎勤被告は、公判で「自分の腕には障害があり、大人の女性に相手にされないと思い、少女を狙った」と証言した。
「かわいい」という小児性愛(ロリコン)から殺人→死体性愛(ネクフィリア)→死体加虐(かぎゃく)(ネクロサディズム)と犯行をエスカレートさせていった。
平成9年に神戸市で起きた連続児童殺傷事件では、中学3年の男子生徒=当時(14)=は女児殴打事件に始まり、刃物を使った連続通り魔事件(1人死亡)と続き、最終的に小6男子殺害・頭部切断と犯行の手口を発展させていった。
男子生徒の心に一体何が起きたのか。
中1男子の犯行の可能性が高まったことで、捜査本部では駿ちゃん殺害の背後に、幼児性愛や人間関係の悩み、学校でのストレスなどがあるとみて、学校側や家族、友人らにも協力を求め、慎重に捜査を進める。
ZAKZAK 2003/07/09
−−−−−−−以上引用終わり----------
まさちゃんさんの引用記事はZAKZAKからで、Googleではまだ検索できていないけれど、読売や毎日と比べると、「浜町アーケード」が「浜市アーケード」になっている。この呼称の違いはGoogleで調べるとどちらでもよいようだが、警察発表を鵜呑みにしたほうがどちらかを採用したことになる。
そして決定的に警察の「ビデオ入手時期」が違う。読売では商店街が7月3日にビデオを警察に提供したことになっているが、ZAKZAKでは駿君が失踪してから40分後には入手していることになっている。
この違いは何を示すのか。
ZAKZAKの記事から見れば、7月5日の読売の記事など吹っ飛んでしまう。
−−−−−−−−以下引用----------
BIGLOBEニュース収録(7月5日 13時30分 更新)
http://news.fs.biglobe.ne.jp/social/ym20030705i104.html
長崎の男児誘拐殺人、現場近くの防犯カメラに若い男
長崎市の幼稚園児、種元駿(しゅん)ちゃん(4)が誘拐、殺害された事件で、遺体発見現場に近い同市浜町の浜市アーケードに設置された防犯カメラの録画用デジタルビデオディスク(DVD)に、駿ちゃんみられる子供と、若い男が連れ立って歩いている姿が映っていることが5日、長崎県警の捜査本部の調べで分かった。
防犯カメラは、長崎浜市商店街振興組合が、商店街への落書きやシャッターを壊されるなどの被害を防ぐために6月6日、同アーケード(約360メートル)の柱に計18台を設置。24時間のカラー録画で、撮影時間も記録され、1週間保存している。
捜査本部は3日、同組合から任意で提出してもらい、駿ちゃんが行方不明になった1日午後7時から同11時までのDVDのコピーを解析して分かった。
アーケードは、遺体発見現場の同市万才町の立体駐車場「築町パーキングビル」(地上7階、地下1階)から東に約150メートルしか離れておらず、ビルに駐車して、アーケードで買い物をする人も多い。
[読売新聞]
−−−−−−−−以上引用終わり---------
つまりいかにビデオの内容を解析しようとしまいと、そんなことが問題じゃない。
この「解析」自体もいかがわしい。むしろ警察を肇から弁護したトーンで書いている。
問題は、初動捜査がどおきおなわれたかということだ。駿君が失踪したと判明した7月1日午後7時20分に両親から警察へ通報が行った。それから警察はどうしたのか。初動捜査は誘拐と行方不明の両面から緊急に行われるべきものだろう。
失踪(記事では「誘拐されて」)してから40分後にビデオまで入手しているじゃないか。サンケイ(ZAKZAKから記事の訂正でもでていれば、これもなおさらおかしくなるけど)だけ警察発表を取り間違えたと捕らえることは出来ない。つまり警察はつい真実をサンケイに流してしまっている。
つまり、このことは警察が40分後にビデオを入手したのだから、両親立会いでビデオに写っている幼児は駿君と断定したと仮定することが出来るし、そうであればすぐにこのビデオに写った界隈から近辺へ、そして犯人は車で逃走したのではないことがすぐにわかっただろう。
警察が一言「この子ですか」と聞けば、両親が「この男は知らない」と答えるに決まってる、そこですぐに単なる「失踪」ではなく「誘拐」とわかるじゃないか。ということは人命優先第一で、緊急に全署あげて出動態勢がとられ、非常線を張って(捜査は、いつからだか知らないが、180名投入したそうだ)聞き込みや捜索をやれば、犯人検挙は難しくとも、少なくとも人名は救助できたはず。犯人は捜査の手が伸びたことを知り子供を放置して逃げただろう。
このような警察官の義務が履行されたのかどうか?事件が発生したらすぐに対応するべきだ。
4月以来変質者が出没する、ということで警備も厳重で、親は子供から目を離さないのが通常の「警戒」モードだったはず。
ここからあらゆる疑問が生じる。
なぜ両親は10分間も子供を放置したのか。なぜ量販店のカメラは作動していなかったのか?浜市アーケードのビデオ(ビデオのハードディスクやテープに録画された映像)にこだわるのか(それも警察の入手日が「40分後」と「7月3日」の大きな隔たりがある。)。ビデオは40分後に何本入手したのか?アーケードの18本なら300メートルの足取りまでわかるじゃないか。
大型家電量販店は、両親が出入り口が見える位置にいたのに駿君をやすやすと連れ去ることが出来たのか。駿君は嫌がらなかったのか。何者かが、この量販店のビデオが作動しないことを知っていたといえる。スイッチを切っていて店内の全カメラが作動しなかったのか、またはゲームソフト体験コーナーだけのカメラが作動しなかったのか。たまたまこのとき作動しなかったとしたら、おかしな話である。警察が残念がるのも作為的。
目撃情報が皆無なほど、繁華街のアーケードは人がいなかったのか。
死人に口なしで、あとは犯人を誰かに仕立てれば責任が逃れられる。
40分後(午後8時と特定できる)に入手したビデオで児童が駿君であることが確認でき、犯人は「黒いズボンに白いシャツ、場所は浜市アーケード付近」と緊急出動をかけられたはず。
1時間でもサイレンを鳴らして近辺を多数のパトカーを走らせれば犯人は「誘拐犯」であることを自覚しているので逃げ出すに決まっている。
さて、警察はどう動いたのか。
ひょっとして、怠慢があった?それを隠すために懸命に犯人作りに狂奔?マスコミが恩を売った?新潟の少女監禁事件(マージャンやってて取り合わなかった)、埼玉県桶川市で女子大生殺人事件(被害者は警察に保護を要請しているが2ヶ月以上経っても警察は何の行動もとらず、殺害されてしまった-------tp://6214.teacup.com/stakayu/bbs--------
被害者は法的手続き等(裁判を起こさなかった)を怠ったかもしれないが、
現実的に殺害されるおそれがあり、安全を要請したにも関わらず警察が動か
なかったことは、警察を監督している警察庁、司法省、政府は国民の安全を
守る意志が無いということであるの類ではないのか。)
少年の性癖とか普段の行動などくどくど述べなくてよい。警察の性癖、お前らマスコミの性癖をようく自己点検してみろ。